手提げ袋に使う生地は紙が一般的ですが、手提げ袋に物を入れて移動している最中に雨が降ってきてしまうと破れてしまって中のものが落ちてしまう可能性があります。近頃の紙の生地の手提げ袋は防水加工が施されているので、ちょっとした小雨が降ったぐらいでは破れたりはしませんが耐久性に不安が残りがちです。また重たいものを入れたい場合は、生地が紙で出来ていると濡れていなくても破れてしまうことがあります。
もう少し手提げ袋に耐久性を持たせたい場合は、生地に不織布を使ったものを選ぶと良いです。不織布とは繊維を織らないで、絡み合わせて出来たシートのことになります。紙と比べると伸縮性があるので、手提げ袋に重たい物を入れても伸縮して破れたりしません。しかし不織布は、雨などの水に濡れてしまうと言うのがデメリットです。
中に入っている物を、濡らしたくない場合はポリエチレンの生地で出来た手提げ袋が適しています。いわゆるポリ袋のことになりますが水を通さないので、しっかり密封すれば中に入っているものが濡れてしまうようなことはありません。ただし中に重たいものを入れると伸びてしまい形が崩れてしまいます。そうなってしまうと、繰り返し使うことは出来なくなってしまうので注意が必要です。
このように手提げ袋は中に、入れるものや天候などによって生地を使い分けると利便性が増すことになります。手提げ袋は紙で出来ているのが当たり前だと考えていると、生地を使い分ける考えが思いつかない場合があるので注意が必要です。