お店で貰った手提げ袋をサブバッグ変わりに使うという人はわりと多いと思います。結構丈夫で役に立ちますよね?
サイズなども様々で使わない時は折り畳んで収納できて便利です。
オーソドックスな紙製のものだけでも、色々な種類があります。
上質紙や中質紙にコーティングを施したコート紙は表面にも裏面にも光沢があり印刷をする際にもおすすめの素材です。彩度の高い色の印刷にも向いていますので、企業などが社名を印刷した手提げ袋を作る際にも向いている素材です。発色が良く印刷には適していますので手提げ袋の用紙としても多用されますが、その一方で、晒や片艶に比べて折りに弱いのでPP加工が必須となります。
また、白く漂白された片艶晒クラフト紙は、片面のみ光沢があり滑らかなので印刷すると綺麗に発色しますが、コート紙と比べるとやや劣ります。
さらに、晒クラフト紙というものもありますが、こちらは両面共にざらざらした感触で、耐水性や強度はあまりありません。紙らしい風合いを楽しめる素材ですが、表面を滑らかにする平滑処理がされていないため、広い面積への印刷には向いていないでしょう。
未晒クラフトという素材もあります。こちらは漂白をせず、原料そのものの質感が楽しめるクラフト紙でナチュラルな質感が人気の素材です。紙は漂白するほど強度が下がる性質があるので、漂白をしていない未晒クラフト紙は強度があり、手提げ袋を作る際にもおすすめの素材です。
最近では、洋服などを買った際にショップで貰える不織布でできた手提げ袋もあります。不織布は、繊維を織らずにシート状にした物です。
このように手提げ袋の素材は様々な物があるので、手提げ袋に印刷をしてオリジナルの物を作りたい場合には適した物を選びましょう。