近年は、手提げ袋の展開図などのテンプレートもインターネットで紹介されていて、手軽にダウンロードが出来るようになっていることも珍しくないです。紙袋はマチが付いていて、フタがないものは角底袋、あるものは保存袋で紐が付くと手提げ袋になります。特殊なものだと穴の持ち手が空いた手提げ袋などもあります。
手提げ袋の展開図は長方形になり、右からのり代にマチ、正面にマチ、裏面です。手提げ袋だと展開図の上に折り返し部分が必用で、紐付けの補強のために折り返して厚紙が付けます。
効率的な紙の取り方で違いますが、一般的なのは45mmです。平紙の状態で印刷をし、手提げ袋全体への印刷も出来ますがノリが付く部分は展開図は白抜きにします。一般的に展開図で色づけしてある部分が印刷可能な部分です。
展開図では外周トンボ4ヵ所と折りトンボ8ヵ所を付けます。折りトンボは折るときの目印として5㎜程度出来上がり面に入れると品質もよくなります。下の折りトンボは手提げ袋が出来た時に隠れるので見えません。
角底袋の底の長さはマチの0.8掛けが一般的で、マチ90mmだと90mm×0.8=で72mmです。マチが80mmだと64mmになります。紙袋全体に印刷をするときは、縦ののり代に7mmから8mm塗り足しをします。塗り足しをしないと白がでてしまい見栄えが悪くなります。印刷をすると底から見た時に額縁形です。これが基本ですが2枚の紙を貼り合せた二枚貼りの大きな手提げ袋もあります。