一般に手提げ袋と呼ばれるものを小売店が利用する場合、既製品として売られているものを大量に購入します。
すでに作られているため納期が早く、価格的にも安いというメリットがあるためです。
しかしお客様に手渡した手提げ袋が他の人の目にふれることを考えると、既製品で済ますのはあまり望ましいものではありません。
なぜならせっかくの広告媒体としての活用法を無駄にしていることになるからです。
想像すればわかるように、商品を購入してお店を出たお客様は、手提げ袋を持ったまま帰途につきます。
その道すがらでは、バスや電車に乗ったりすることもあるかもしれません。
もし手提げ袋がオリジナルで自社のロゴや店名が入っていた場合、かなり効果的な宣伝になるはずです。独自性を出す意味でも、オリジナルのものを使ったほうが効果的と言えます。
実際にオリジナルの手提げ袋を作るには、袋類の大量生産を受注している会社に依頼するのが一般的です。デザインや袋の種類を決めた上でロット数を指定して注文すれば、しばらく経った後にオリジナルの製品が届けられます。印刷の仕様を超えるものでなければ、どんなデザインのものでも作ってもらえるため便利です。
デザインについては、自前で用意してウェブサイトからアップロードするのがほとんどです。ただしファイルの形式が決められているので、それを確認しておくことが重要です。もし自分たちでオリジナルをデザインできない場合でも、大まかなイメージを伝えることで代わりに制作してもらえます。近年はウェブサイト上で簡単な操作でロゴなどを制作できるところもあり、より使いやすくなっています。