紙袋よりもしっかりとした素材で、近年エコバックとして利用する方も増えてきているなど人気が高くなってきているのが不織布を利用したバッグです。最近ではノベルティとしてオリジナルデザインの不織布を利用したバッグを作成する会社も増えてきており、お好みの仕様や用途に合わせて機能性や強度、ルックスを指定して様々な加工を行うことが出来ます。
不織布バッグで行える加工方法には、袋の機能性アップや強度や補強を強くする、ルックスを良くするといった3つが主に行われています。機能性アップの加工法には開口部にホックを付けることで袋の中身を落とすのを防ぐ以外に、ホックが付くことでシンプルなバッグにアクセントをプラスすることができます。
ホックの他にはマジックテープやジッパーといった加工を行うことも可能ですし、内側や外側にポケットを付けることでちょっとした小物やスマートフォンをしまえる収納機能をプラスすることが出来ます。バッグ自体の防水性をアップするならPEやPVC素材を利用してバッグを二層構造に加工することも可能です。
不織布バッグの強度や補強度を高める場合は、バイアス加工と呼ばれる生地同士をつなぎ合わせる際に上から生地をかぶせて縫い合わせる方法を利用します。不織布は元々強度が高い特徴のある生地ですが、この加工を行うことでより高い補強をすることが可能です。本体の生地色を変えることでカラーアクセントの効果があります。
下地と表地の組み合わせをするEVA2層と呼ばれる加工は、バッグの奥行きや立体感を出すことが出来るのでデザインの幅を広げることが出来るなど、ルックスの良い不織布バッグにすることが出来る特徴を持っています。