もう使用しなくなった不織布バッグなどをリメイクし、新たな用途に使えるように生まれ変わらせることが今盛んになっているようです。そのリメイクに関しては不織布の特徴である通気性の良さや、比較的高い強度などを活かしたリメイク法が数多く存在します。
まず、不織布バッグをそのまま家庭菜園のプランターに用いるというリメイク法です。不織布バッグの特徴である強度は土がこぼれないようにするために有用で、通気性の良さは植物が呼吸をしやすいようにという点で一石二鳥のリメイク法になります。また、スーパーなどで購入した土付きの野菜類などを保存する袋として使う人もいるようです。じゃがいもや土付きゴボウなど、土を落としたとしても床などの汚れが気になる野菜類の保管にも不織布の特徴は活きてきます。
また、バッグを切ったりしてリボンなどのちょっとした飾りに利用するという人も少なくないようです。不織布は生地がしっかりしたものが多いため、外に持っていくことが多いバッグなどに付けてもくたびれにくいということが、こうしたリメイク法が人気になる要因の1つです。その他にも、水にぬれても破れにくいという性質を活かして、キッチンやお風呂場などで利用する道具などの収納にリメイクするという手もあります。撥水性は無いため濡れてはいけないものの収納には向きませんが、シャンプー類やキッチン洗剤類など、濡れても大丈夫なものの収納に活用する人もいるようです。