ポリ袋はスーパーなどでもらうレジ袋やゴミ袋で有名ですが、贈り物をする際のラッピングにも使われます。
ポリ袋はポリエチレン製の袋で、様々な加工がされています。
手触りも種類によって様々で、ザラザラとした手触りのものがある一方、ツルツルとした手触りのポリ袋もあります。
色も透明のものから乳白色のものまであり、用途に応じて使い分けられます。
どのようなパターンのポリ袋でも、使われている原料はポリエチレンです。
低密度ポリエチレンは、食品や衣料品の包装やゴミ袋に使われることが多い原料になります。
フィルムの伸びがよく、衝撃強度にもすぐ得ています。
透明でツルツルした手触りで、熱や冷気にも強いという特徴があります。
低密度ポリエチレンで製造されたポリ袋は、毒性もなく無臭なので食品の包装によく使われています。
カレンダーの袋や家庭用のチャック付き保存袋も低密度ポリエチレンで製造されます。
ギフト用のラッピング素材は種類が豊富ですが、ラッピング用に使われることが多いポリエチレン原料といえばCPPとOPPです。
CPPは石油を分解したプロピレンを重合して生成しているのが特徴です。
低密度ポリエチレンよりも湿度に強く、プラスチックの中では最軽量の部類に入ります。
雑貨用の包装以外にも菓子類やパン類、野菜などの包装にも使われます。
OPPは腰が強くて透明性があり、防湿性にも優れています。
利便性が高い素材で、ラッピングだけでなくアイスなど食品の袋にも使われます。
ヒートシール性にも優れ、高速でヒートシールができる点もラッピング包装に向いています。