これまでポリ袋を発注する際に大きな課題となっていたのが、発注の受付から製造を行い手元に届けられるまでの時間で、短納期を求めるのはほぼ不可能で必ず一定の納期が発生するのが業界の常識でした。
そのため、繁忙期となるとさまざまな顧客から発注が殺到することが予想されることから早めの発注が求められており、万が一ポリ袋の数が足りなくなり追加発注をする場合には、はじめから短納期を期待しないのが当たり前でした。
そんな短納期を阻害している原因となっているのが、多くのポリ袋を製造している事業者では受注をしてから工場に製造を依頼が届くまでにいくつものセクションを通過なければならない仕組みだったことがあげられます。
特にコストを重視してポリ袋の製造を海外の工場に委託していた場合には、いくつもの中間業者が間に入り意思疎通にも時間がかかり、結果として短納期を不可能とすることに繋がっていました。
そのような問題を解決するために登場したのが国内外の工場と提携して直接発注を行うと言う方法で、中間業者が介在しないことで短納期を実現するだけではなく、中間マージンも発生しないことからリーズナブルな価格での発注も可能です。
さらに従来型の方法にあったような各セクションの管理や中間業者との折衝も必要なくなり、その分の社内リソースを他の分野に振り向けることが可能となり、ロット単位以外の発注を受け付けたり、特殊形状のデザインの企画や提案などの相談、急にポリ袋が必要になった際の緊急対応など、予算やニーズに合わせたきめ細かな質の高いサービスの提供も可能となりました。